任意整理のメリットデメリット

 

任意整理を利用した場合、どんなメリットとデメリットがあるでしょうか。
ここではそれについて見ていきましょう。

 

任意整理のメリット

 

任意整理のメリットは、なんといっても「返済を今より楽にできる」ということです。

 

任意整理で、どういうところを交渉するかというと・・・

 

利息をカットしてもらえないかどうか
返済期間を長めにしてもらえないかどうか
できれば、借金の元本そのものを減額してもらえないかどうか

 

さすがに元本の減額は、債権者もなかなか認めないことが多いです。

 

特に、利息制限法内での金利しかつけていないローンに対しては、
「元本減額は絶対に認めない」という姿勢でのぞんでくる債権者がほとんどです。

 

ですがそんな状況の中でも、「これだけ元本を減額してくれれば一括返済できる」などという交渉をして、
元本減額を実現できたケースもありますよ。

 

ですが大半の任意整理の落としどころとしては、「今後の利息・遅延損害金の大幅カット」というところになりますね。もちろん、利息や遅延損害金が全額カットできるような内容で合意できたら、なお理想的です。

 

任意整理のデメリット

 

任意整理のデメリットは何といっても、「事故情報として登録される」ということが真っ先に挙げられます。

 

「たとえ整理をしたとしても、返済自体はするのに・・・」という点で事故情報として登録されることに納得できないかもしれませんが、そもそもその返済が「交渉によって利息のカットをしてもらうなど、本来の返済より負担を大きく軽減してもらったもの」であるため、やはり通常の返済と同列には見なされないのです。

 

また、任意整理は、債権者との交渉がまとまるまでに時間がかかることも多い、というのもデメリットです。
すんなり和解案がまとまれば、交渉期間は1ヶ月程度で済むこともありますが、
場合によっては半年以上かかることもあります

 

また、複数の債権者に対して任意整理の手続きを進めている場合「大半の債権者と和解案がまとまったのに、1社だけが和解案に同意してくれない」などという事態が発生してしまうケースも少なくない、というのも悩みどころです。