身に覚えの無い督促状が届いたら?

 

借金なんてした覚えが無いのに、
ある日突然、「返済期限の○日までに△万円を振り込むように」などといった督促状が届いた・・・

 

こんな場合は、どうしたらいいのでしょうか?

 

あわてて振り込んではダメ!架空請求の可能性大

 

 

結論から言うと、身に覚えの無い督促状のほとんどは、
悪徳業者による「架空請求」です。

 

 

ありもしない借金をでっち上げ、延滞しているからこれ以上遅れると大変なことになるぞ、という趣旨の文言で脅して、怖がらせてお金を振り込ませようとする手口です。

 

 

架空請求の督促状の特徴のひとつに「連絡先電話番号が携帯電話番号になっているケースが多い」
というのが挙げられます。

 

身に覚えの無い請求で、しかもその請求をしてきた業者の連絡先が携帯番号だったら、
これはほぼ100%間違いなく、架空請求だということになりますね。

 

また、督促状が封書や「はがして開けるタイプのハガキ」などではなく、誰でも文言が見られる普通のハガキである場合も、架空請求である可能性がきわめて高いです。
まともな金融業者であれば、督促状の内容は本人以外には見られないように、封書やはがして開けるタイプのハガキで送るなど、ある程度のプライバシー配慮はしますからね。

 

架空請求だ、と自分でも100%断言できるものであれば、たいていの場合は放っておいても大丈夫ですが、架空請求かどうか確信が持てない場合や、少しでも不安を感じる場合は、警察にその督促状を持って相談に行くのが一番です。

 

放っておいてはいけない督促状もある!?

 

さて、先ほど「架空請求だと断言できるものであれば、たいていの場合は放っておいても大丈夫」と言いましたが、
実は「放っておいてはいけない例外」もあります。

 

それは・・・簡易裁判所から、「特別送達」として、封書が送られてきた場合です。

 

実は悪徳業者の中には、ありもしない融資をでっち上げた上に、「貸したのに返してくれない」とウソの申し立てをして、簡易裁判の原告になる、という手口を使うところもあるのです。

 

ウソの申し立てであろうと何であろうと、裁判になる、と決定した以上、これを無視して欠席すると、でっち上げであったはずの架空請求であっても、被告が裁判に欠席した時点で、被告の負けは決定づけられてしまうのです。

 

こうなればその判決結果をいいことに、
業者は本当に架空請求を本当の請求として、堂々と取り立てに来ます。

 

もしも簡易裁判所からの特別送達が届いたら、
その時はすぐに弁護士や消費生活センターに相談してみましょう。