やってはいけない、名義貸し

 

キャッシングの世界において、大きな問題となっているもののひとつが「名義貸し」です。

 

名義貸しとは、たとえば「親しい友人から、
『お前の名義でキャッシングからお金を借りてほしい、返済はおれがやるから』
などと言われて断りきれず、キャッシングでお金を借りて、その借りたお金を友人に渡してしまった」

 

などという状態のことを言います。

 

こうした名義貸しには、どんな問題があるのでしょうか。

 

法的な返済義務は「借り入れをした本人」にある!

 

名義貸しの最大の問題点は、

 

「どんな理由があれ、キャッシングへの法的な返済義務は、実際にそのお金を借りる手続きをした本人に課せられる」ということ。

 

「私は名前を貸しただけで、実際の返済はあの人がする約束だ」と言っても、それは通用しないのです。

 

そもそも、名義貸しを頼んでくるような相手というのは、ろくなものではありません。自分ではキャッシングから借り入れできない、ブラック情報持ちである可能性がきわめて高いのです。

 

そんな人が、名義貸しを頼んだ相手に、最後まできちんと返済を続けてくれるわけがありません。

 

名義貸しを頼んでくる時点で、「お金に関することでは危険な人物」というくらいの認識を持っておいたほうがいいでしょう。もちろん、名義貸しの頼みは絶対に聞き入れてはいけませんよ。

 

名義貸しをすれば、あなたも犯罪者!?

 

名義貸しのリスクは、単に「頼んできた相手が返済をしらばっくれてしまう可能性が高い」
というものだけではありません。

 

実は、名義貸しを頼んだ側だけでなく、
名義貸しをした側も、厳密に言えば犯罪を犯していることになってしまうのです。

 

というのも、「名義貸しをする」というのは、キャッシングが「借り入れ申し込みをした人」を信用してお金を貸したのに、そのお金を信用ならない赤の他人に回してしまう、という状態ですから、これはキャッシング業者にしてみれば「信用そのものを赤の他人に貸されてしまった」「詐欺に手を貸したようなもの、共犯者」ということになるのです。

 

名義貸しの被害者は、だまされて金銭的な被害を受けてしまう、という大きなペナルティを受けてしまうため、実際には名義貸しをしてしまったという犯罪そのものが理由で「懲役○年」などという罰を与えられることはまずありません。しかし「法的には、名義貸しをするというのも、まぎれもない犯罪行為にあたる」ということは、しっかりと理解しておきましょう。