要注意!「融資利用可能額」の拡大

 

キャッシングでお金を借りて、延滞もなく順調に返済を続けていると、ある日キャッシング業者からメール等で、
「今なら融資利用可能額を拡大できます」などという趣旨のお知らせが来ることがあります。

 

これは業者から勧められたとおり、融資利用可能額の拡大を申し込んでいいものなのでしょうか?

 

融資利用可能額を拡大するデメリット

 

結論から言うと、キャッシング業者に勧められたからといって、
安易に融資利用可能額を拡大するのはおすすめできません

 

なぜなら、「あまり深く考えず融資利用可能額を拡大したが、気がついたら、その拡大したワクの限度額いっぱいまで借りてしまっていた」という状態になってしまう人が多いからです。

 

「まだ追加でこれだけ借りられる」という、気持ちの余裕のようなものが出て、もうちょっと、もうちょっと・・・と気軽に借りるようになってしまうわけですね。

 

特に、最初に借りる際に「審査が通りやすいように、最小限の額で申し込んだ」という人にとっては、融資利用可能額の拡大についてのお知らせは「渡りに船」という感じになってしまいますが、本当に今の最小限の限度額ではやっていけないのか、ワクに余裕を持たせることが今絶対に必要なのか、ということを少し慎重に考える必要があるでしょう。

 

融資利用可能額を拡大するメリット

 

では、融資利用可能額を拡大するのはリスクを増大させるだけの取引なのかというと・・・
実はそうとも言い切れない部分があります。

 

なぜかというと、融資利用可能額を拡大すれば、金利が下がる可能性があるからです。

 

たとえば、これまで融資利用可能額50万円の人が、100万円にワクを広げた場合、
50万円の融資利用可能額の時なら、利息制限法の上限金利は18%が適用されますが、
100万円にワクを広げれば、利息制限法の上限金利は15%まで下がるのです。

 

ですから「たとえ融資利用可能額が増えたとしても、融資残高をこれ以上増やしたりしない自信がある」という自制心の強い人にとっては、融資利用可能額の拡大は、金利負担を減らすチャンスになる、とも言えるでしょう。