期限の利益の喪失とは

 

キャッシングでお金を借りて、その返済が遅れてしまうと「期限の利益」というものを失ってしまいます。

 

それはどういうことなのか、どういう意味なのかをご説明しましょう。

 

期限の利益とは

 

「期限の利益」というのは、ごく簡単に言ってしまえば、「毎月決められた日に、決められた返済額さえきちんと返済していれば、一括返済をしなくても大丈夫だよ」というものです。

 

つまり、「返済金の分割払いをすることができる」という意味
なんです。

 

キャッシング業者とかわす「金銭消費貸借契約」の中には、必ずといっていいほど、期限の利益についての記述があります。

 

この記述によって、「毎月決まった額を返済していればOK」という、一般的なキャッシングの返済ルールが成り立つことになるわけですね。

 

期限の利益の喪失とは

 

では、期限の利益の喪失とは何かというと、
「返済金の分割払いが認められないようになり、元金と利息の一括返済を請求されるようになる状態」
を指します。

 

そもそも「返済日と返済金さえ守ってくれればOK」という期限の利益は、借主への信用によって成り立っているものです。返済日に返済せず放っておくと、「期限の利益が成り立つための約束事を破った」という形になるので、「分割での返済もOK」という期限の利益そのものを失うことになるわけです。

 

ちなみに、どれくらい返済が遅れたら期限の利益を喪失してしまうのかというと・・・
契約内容だけで言えば、
「1日でも遅れたらアウト」という趣旨の内容が書かれているケースが多いです。

 

ただし、実際のところは、「1回だけ、数日返済が遅れた」など、ちょっとした延滞程度であればいきなり一括返済を求められるようなケースはほとんどありません。ですが契約内容に「少しでも遅れればアウト」という趣旨の内容がある以上、「ささいな延滞でも、一括返済を求められれば文句は言えない」ということになります。

 

延滞以外でも期限の利益の喪失は起こる!?

 

さて、期限の利益の喪失と言えば、ほとんどは「借主が返済日を守らない」、つまり債務不履行が原因となって発生しますが、実は期限の利益の喪失は、債務不履行以外でも起こることがあるのです。

 

たとえば、「キャッシングのキャッシングカードを他人に貸して使わせた」などという重大な契約違反や、
 
「借主が他社のローンを延滞したり、
債務額を大幅に増やしてしまったなど、信用状態が非常に悪くなった」
などという大きな状況の変化があった場合にも、期限の利益の喪失が発生します。

 

この他にも「財産の差し押さえをされた」など、いくつかの条件が期限の利益の喪失条件に当てはまりますよ。

 

 

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