キャッシングって、融資資金をどこから調達するの?

 

キャッシングの経営面で気になることのひとつが、
「貸し出しをするためのお金はどこから調達しているのか」という点です。

 

銀行などの場合、利用者から預かっている預金を原資にして貸し出し業務をすることが可能なのですが、
キャッシングの場合は預金を預かったりしませんしね。

 

一体どうやって、資金調達をしているのでしょう?

 

キャッシングも「お金を借りて」資金調達している!

 

キャッシングが貸し出しのための資金をどうやって調達しているかというと・・・

 

実は、ほとんどのキャッシングは、「銀行から融資してもらう」という形で資金調達をしているのです。ですから預金を集めてそれを原資に融資をする銀行よりも、融資のためのコストはどうしても多くかかってしまいます。
他の手段としては、「社債」などで資金調達をする、というのもありますね。社債も「会社の借金」には違いありませんから、やはりそれなりのコストが必要なのです。

 

キャッシングの融資金利が、銀行ローン金利などと比べると多少高くなってしまうのは、実はこのあたりにも理由があったわけですね。

 

「だったらキャッシング業者も、預金を預かる形にして、資金調達のコストを減らせばいいのに」と思われるかもしれませんが、実はこれは「法的な理由」があってできないのです。

 

「貸金業」は預金を集められない!

 

キャッシングは「貸金業」の部類に該当するのですが、貸金業の業者というのは、その運営を規制する法律のひとつ「出資法」によって、不特定多数の人からお金を預かったり借りたりすることが禁止されているのです。

 

これに対して銀行は「貸金業」ではなく「銀行業」に分類され、法的な制約の範囲も貸金業とは違うものになり、預金を集めることが法的に認められているわけです。

 

銀行がキャッシングに融資をしてくれる理由は?

 

そんなわけで、キャッシングの貸し出し資金の大半は、「銀行が融資をしてくれる」という形になっているのですが、銀行とキャッシングは、「個人を相手にお金を貸す」という意味では、ライバル関係だとも考えられるのに、どうして銀行はキャッシングに融資をしてくれるのでしょうか。

 

その答えは・・・キャッシングへの融資は「長期的で、しかも安定的な融資」となる分、銀行にもうまみがあるからです。

 

キャッシングは銀行にお金を貸してもらうことで融資業務ができるようになり、銀行も安定的収益でうまみを得ることができるという、ある意味「持ちつ持たれつ」な部分があるということですね。