多重債務者って何?

 

「多重債務者」というのは、非常にネガティブな印象を持つ言葉ですが、
借金をしている人の中で、どんなレベルの人が多重債務者と呼ばれるのでしょうか。

 

「複数の借金がある=多重債務者」とは限らない!?

 

多重債務者という言葉を、その文字通りに当てはめると、

 

「多重の債務、つまり、複数件の借金を抱えている人」
ということになります。

 

では、「車のローンと、カードキャッシングをひとつ利用している」など、複数の借金を抱えている人は、
みんな多重債務者扱いになってしまうのかというと、
そうではありません。

 

もちろん、日本語としての意味では、「複数の借金がある人=多重債務者」というのも間違いではないのですが、キャッシングなどの金融業界においての多重債務者の意味は、
「複数の借金がある人の中でも、その返済が困難な状態になっている人」のことを指します。

 

つまり、複数の借金があっても、返済に困っているわけではない、
という人は、多重債務者扱いされるわけではない、ということです。

 

多重債務者かどうか、分かれ目になるポイントとは?

 

そんなわけで多重債務者とは「複数の借金があって、しかも返済に困っている」という状態の人を指すわけですが、
「返済に困っている」というのは、どういうレベルのことを言うのかというと・・・

 

ごくごく簡単に言えば、
「返済金の都合をつけるために、他からまた借りる、あるいは借りようと考える」という状態であれば、
それはもう間違いなく、多重債務者だと言えるでしょう。

 

借金返済のために新たな借金をする、という自転車操業は、多重債務の苦しさをますます悪化させるだけの最悪の手段なのですが、それでも借りずにはいられない、借りることを検討せざるを得ない、というのは、もう「まともな返済状況」ではないのです。

 

あと、そこまでの状況にはなっていなくても、

 

キャッシング等の借り入れ件数が3件以上になると、
「多重債務におちいりやすい黄信号」になった状態だと考えていいでしょう。

 

さらに借り入れ件数が5件以上になると、ほとんどの場合は返済が苦しい、「赤信号」の状態になります。