過払い金返還請求とは

 

キャッシングにかかわる言葉のひとつとして、何年か前から、
「過払い金返還請求」という言葉をたびたびニュース等で見聞きするようになりましたよね。

 

過払い金返還請求とは、一体どんなものなのでしょうか?
ここではそれについてご説明します。

 

過払い金返還請求とは?

 

過払い金返還請求とはどんなものかというと、
「過払い(払いすぎ)になってしまった利息を、
キャッシング業者から返還してもらうように請求を出す」
というものです。

 

これを聞くと、「利息の払いすぎなんていうことがあるの?」と思われるかもしれませんね。
ですがかつては、そんなことが本当にあったのです。

 

かつて「利息の払いすぎ」が発生した大きな原因となるのが、
「グレーゾーン金利」というものが存在していたことです。

 

法的には、借り主は「利息制限法」の上限金利までしか支払う義務がなかったのですが、キャッシング業者のほとんどは、かつて利息制限法よりも上限金利が高かった「出資法」の上限金利を融資金利として適用していたのです。

 

利息制限法の上限金利を守らなくても、出資法の上限金利さえ守っていればキャッシング業者に罰則は与えられない、という抜け道があったからこそ、こうしたやり方がまかり通っていたわけです。

 

そして、利息制限法と出資法、それぞれの上限金利の差から発生したグレーゾーン金利こそが、
「利息の払いすぎ」の部分にあたります。

 

つまり過払い金返還請求とは、「かつてグレーゾーン金利まで負担していた人が、そのグレーゾーンの部分について返還してもらうための請求」というわけです。

 

過払い金返還請求をすると得する目安は?

 

さて、グレーゾーン金利時代にキャッシングを利用していた人が、
すべて過払い金返還請求で得をするのかというと・・・残念ながらそうではありません。

 

たとえば「グレーゾーン金利時代にお金を借りていた」と言っても、それが「キャッシング10万円を1年ほど借りていただけ」などという状態では、手間ひまや弁護士費用などを考えると、過払い金返還請求は「割に合わない請求」となってしまうのです。

 

では、過払い金返還請求で、弁護士費用を差し引いても、
お金が戻ってくる可能性が高くなる目安とはどのくらいかというと・・・

 

借金の金額にもよりますが、
グレーゾーン金利時代に7年以上、キャッシング業者と継続取引があった人
なら、過払い金返還請求で得をする可能性はかなり高いです。

 

また、これより期間が少々短くても「借りていた金額が結構大きかった」という人も、
得できる可能性はじゅうぶんにあります。